【STEP1-Chapter8】16分音符のタム移動①
このチャプターでは、足でリズムキープをしながら16分音符のフィルインをさまざまな音に移動して叩けるようにしていきます。
タムに移動して叩くときに右手だけではなく左手でも移動することがあります。その際にもリズムが崩れたり手の音に足がつられてしまわないよう手と足の動きを独立させていきます。
目標のテンポは110です
この章の説明
①16分音符の1つ目の音をタムに移動する
バスドラムを4分音符で1小節踏んだ後、16分音符の1つ目の音をロータムに移動して1小節叩いていきます。2小節間を繰り返していきます。
②16分音符の2つ目の音をタムに移動する
バスドラムを4分音符で1小節踏んだ後、16分音符の2つ目の音をハイタムに移動して1小節叩いていきます。2小節間を繰り返していきます。
③16分音符の3つ目の音をタムに移動する
バスドラムを4分音符で1小節踏んだ後、16分音符の3つ目の音をロータムに移動して1小節叩いていきます。2小節間を繰り返していきます。
④16分音符の4つ目の音をタムに移動する
バスドラムを4分音符で1小節踏んだ後、16分音符の4つ目の音をハイタムに移動して1小節叩いていきます。2小節間を繰り返していきます。
⑤右手で移動する1つ目3つ目の音をフロアタムに分けて叩いていく
次に、右手で移動していた音をフロアタムに変えていきましょう。
左右で違う音を叩くことによって横の動きが出てさらにシンバルやハイハットなど自由に移動することができます。
バスドラムを4分音符で1小節踏んだ後フロアタムに移動した1つ目のフレーズを加え、またバスドラムに戻り2つ目のフレーズ、バスドラムからフロアタムに移動した3つ目のフレーズを叩き、バスドラムから4つ目のフレーズ・・・・・・と繰り返してきます。
⑥4種類のフレーズを8ビートと合わせて叩いていく
バスドラムの4分音符を意識でき、しっかりと拍を感じられるようになったら8ビートのパターンと組み合わせて叩いていきましょう。
8ビートの基本パターンを3小節叩いたあと1つ目のフレーズを1小節、さらに8ビートに戻り2つ目のフレーズ、8ビートから3つ目のフレーズ、8ビートから4つ目と叩いていきます。右手の移動はフロアタムに移動していきます。
⑦4種類のフレーズをつなげて叩いていく
次に、4種類のフレーズを続けて叩いていきましょう。つなげて叩いていく事で手にフレーズが変わってもバスドラムでキープしている4分音符がばらつかないようにするためです。
ここでは、バスドラムの4分音符とハイタムに移動した音がしっかり重なるように意識していきましょう。同時に4分音符で出しているメトロノームとバスドラムがしっかり合っているか確かめながら叩いていきましょう。
2つ目から4つ目までのフレーズは、バスドラムの4分音符とタムに移動した音のタイミングが違うので、しっかりとバスドラムでリズムキープしながら叩けるよう練習していきましょう。
足の意識がなくならないように手のフレーズを叩いていけるよう練習していきましょう。
8ビートを4小節叩いたあと4種類のフレーズを1小節づつ続けて叩き、8ビートと4つのフレーズを繰り返していきましょう。