ドラムが上手くならない3つの原因とは?
こんにちは。
今日は、ドラムが上手くならない原因とは何か?についてお話させていただきます。
あなたは今、イメージ通りに上達していますか?
もし、イメージ通りに上達しているのであればこの問題は解決しているでしょう。
しかし、
思うように上達しない!
もっと効率よく上手くなりたい!
と思っている方は、何かしらに原因があるかもしれませんので、ぜひこの記事を読んで思い当たることがあれば参考にしてください。
①叩いている事がスキルに合っていない
まず1つ目の原因としてスキルに合っていないものを練習しているという事です。
ドラムが上手くなったら好きな曲を叩けるようになりたい!と思われる方も多いと思います。
しかし、ドラムを始めたばかりの初心者の方がいきなりどんな曲でも叩けるでしょうか?
答えはNOです。
よく生徒さんに「初心者でも叩ける簡単な曲は何ですか?」と聞かれることがありますが、初心者の方が1曲通して叩けるような曲はほぼありません。
あなたが叩きたいと思う曲でドラムを叩いている人はおそらく何年、何十年もドラムを叩いている方でしょう。
その方がわざわざ初心者でも叩けるような簡単なフレーズを並べて曲を叩くでしょうか?
私が曲を叩くときには大体自分が持っているスキルの7〜8割程度で叩きます。
それ以上で叩くと余裕がなくなりリズムが合わなくなったり、間違えてしまうことが多くなるからです。
しかし、2〜3割程度で叩くことはほぼありません。
なぜならその程度のスキルで叩いても面白くないからです。
もしあなたが難しい曲やフレーズを叩きたいと思っているなら、まずはそのフレーズをもっとシンプルにして練習してみてください。
そこから少しづつ叩きたいフレーズに変化していってください。
そうすれば叩きたいものが叩けるものに変わっていくはずです!
②いきなり早いテンポで練習している
2つ目の原因はいきなり早いテンポで練習するということです。
あなたは現時点で、リズムパターンやフィルインがどのくらいの早さまでしっかり叩けるか把握していますか?
叩きたい曲や叩きたいフレーズが早かったりするといきなりそのテンポで練習している方が多いですが、まずはしっかりと叩けるテンポで練習してみてください。
遅いテンポで叩けないものを早いテンポで叩こうとしても100%叩けません。
しかし、遅いテンポでしっかりと叩ければそのクオリティーを維持したまま徐々に早いテンポにしていくことはできます。
そうすることで最終的にどんなテンポでも対応することができますし、完成したときのクオリティーも高くなります!
③合格ラインを低く設定しすぎる
3つ目は、出来たときの合格ラインが低過ぎるということです。
これはなかなか難しいと思いますが、大まかに言えば向上心を持ち続けるということです。
例えば、叩きたい曲があるとするとその曲を叩くために必要なパターンやフィルインを練習すると思いますが、そのパターンやフィルインなどのフレーズは
・様々なテンポで叩けているか?
・リズムは安定しているか?
・音のバランス?
・音の粒立ちは?
・音量や音色は?
など、様々なことを確認しながら練習していきましょう。
目安としては、
練習で叩く早さは叩きたい曲の早さより10〜15くらい早いテンポで叩けるようにしておきましょう。
リズムが安定しているか?は、練習した音を録音してしっかりリズムに乗れているか確認しましょう。
音のバランスも大事です。ドラムでいうとバスドラムの音が小さい方がすごく多いので、手に対して足の音量がしっかり出ているか?を確認しましょう。
音量のバランスは手4対足6くらいのバランスがいいでしょう。
このように1つ1つの完成度を高める事によって1つのフレーズでもいろんな曲に応用することができます。